「very」の罠にご注意を!
I have a very terrible headache.
頭、超痛いっ!
上の英文はなんで間違えなんでしょうか。
以下で説明をしていきます。
形容詞には種類がある
等級を意味するgrade(グレード)という言葉は日本でも馴染みがありますが、形容詞には、「gradable(grade-able)」と「non-gradable」の2種類があります。
「gradable」は程度の幅がある形容詞で、比較級や最上級が作れるもの。 (bigなど)
「non-gradable」は、それ自体が究極であるもので、比較級や最上級がありません。(hugeなど。それ自体に very big の意味がある)
Non-gradable Adjectives(比較変化形を持たない形容詞)
excellent =very good
freezing=very cold
awful=very bad
wonderful=very good
massive=very big
gorgeous=very beautiful
great=very good
amazing=very good
delicious=very tasty
terrible=very bad
tiny=very small
huge=very big
hilarious=very funny
exhausted=very tired
これらはその単語自体にveryという意味合いが含まれているので「very」をつけることはできません。
代わりに「absolutely」「really」を使ってさらに強調することができます。
× The food was very fantastic!
⚪︎ The food was absolutely fantastic!
食べ物が超絶おいしかった!!
×George lives in an very enormous house.
⚪︎George lives in an absolutely enormous house.
ジョージはめっちゃくちゃおっきい家に家に住んでるね。
Non-gradable Adjectivesが使えるようになると表現の幅が広がり、ネイティブに使い表現ができるようになりますよ!