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生徒さんの声 Vol.36

Ayaさん

今回は留学から帰ってきて現在受け放題コース受講中のAyaさんに

再度インタビューさせて頂きました!

スウェーデンのルンド大学へ交換留学にいったとのことですが、スウェーデンを交換留学先に選んだ理由は何ですか?

大学でジェンダーの勉強をしており、北欧がジェンダー平等が進んでいるという点と、スウェーデンは現地ではスウェーデン語が主流なのにも関わらず英語で授業が受けれるという点をジャーニーズのスウェーデン出身の先生を通して知り、志望に至りました。スウェーデンは税金が高い半面、教育費がかからなかったり、福祉面においても充実したサポートを受けられます。

どのくらいの期間留学していましたか

期間は今年の1月から6月の半年でした。

 

スウェーデンの大学はどうでしたか?

授業は5クラス、更にスウェーデン語の授業を2クラス受講したのですが、全て英語での授業でした。

 

スウェーデン語はどうでしたか?

母音が短母音、長母音があったりと難しかったですが、普段はほぼ英語だけでの生活でした。
お店に行ったりしても私がスウェーデン語が分からないと知った瞬間、すぐに英語に切り替えてくれたりと英語が話せれば特に生活に支障はありませんでした。
ちなみにヘイヘイ!というのが英語で言うHiと同じ意味でそれと「ありがとう」と「さよなら」の3種類のスウェーデン語を主に使い残りは英語を話していました。

 

滞在中はどこにステイしていましたか?

コリドーという各自部屋があり、キッチンのみ共有といったタイプの滞在先でした。

 

留学時にジャーニーズで英語を学んでいてよかったと思ったことはありましたか?

はい、ありました。英会話もジャーニーズで慣れていたので、すんなりと異文化に溶け込めました。
パーティも結構ありましたが、雰囲気もジャーニーズでクリスマスなどのイベントが開催されていたのに行っていたので、事前にどんな雰囲気か把握することができ、あまり困らず楽しめました。授業内容での英語レベルは正直ちょっと難しいなと思うことはありましたが、生活面においては特に支障はありませんでした。

 

日本とスウェーデンとで何か異なる点はありましたか?

特に驚くことはそうありませんでしたが、エコへの配慮がとても見受けられました。例えば、ゴミ箱でも生ゴミ、紙類、プラスチック、油、ガラス、缶専用といったようなさまざまな種類の仕分けがなされていました。スーパーへ使用済みのプラスチックや缶を持参するとデポジットとしておおよそ日本円で10円あたり返金されるといったような興味深い制度もありました。スーパーでは特有のエコバックが何種類も売っていたりしました。あとは野菜などもマチが付いている茶封筒みたいな袋に入れて量って購入するのですが、持ち帰ったあと自宅で生ゴミ専用の袋としてリサイクルできるのでそういうエコに長けた部分が環境に優しいなぁと思いました。

 

食べ物はどうでしたか?

サンドイッチとかパスタとか日本でいう洋風カフェで食べられるメニューがメインでした。

 

ルンドの街並みはどうでしたか?

そこまで大きな街ではありませんでしたが、街自体は古い建物も多く、伝統的で街の4割程が学生といわれるだけあり由緒あるアカデミックな場所でした。学校の外壁にはツタが沢山生えていたり、クラスの窓の形もアールヌーボーっぽくとても好きな雰囲気だったので毎日学校に行くのが楽しみでなりませんでした。

 

ルンド市の気候はどうでしたか?

スウェーデンの中でも南に位置していたので思ったほど寒くなく、福岡でいう寒い日がずっと続くといったような気温でした。冬の時期も過ごしましたが、雪を見たのはたった4回でした。スウェーデンもルンドが南に位置しているというだけで、北部になるともっと寒いようです。ストックホルムすら、南にあるので意外と広い国です。

 

スウェーデン留学に興味がある人へメッセージはありますか?また交換留学前に事前に準備しておいた方がいいことはありますか?

まず英語面においては出来るだけ高めていった方が良いと思います。具体的には大学2年生時に受けたTOEFL ITPが500点以上あれば交換留学制度に申請可能でした。(詳しくは最低470点以上で内定後、渡欧する前までに500点を獲得するといった形)他にもアイスランド大学もいいなと思ったのですが、そこはIELTS 6. 5必要でした。(だいたいIELTS 5.5〜6.5の間が多かったです。)まず3校大学を選択することができ志望理由などを英文付きの日本語で提出しないといけなかったです。日本の大学から行ったため落ちることはなかったですが、留学先の大学が決定後、志望動機書や成績証明表(GPA2.5以上)履修計画表、交換留学における事前確認書、TOEFLなどの点数表などを留学先へ提出し更に大学の先生と面接がありました。文化的にはとても暮らしやすく、国民性はスウェーデン人は少しシャイと聞いていましたが、こちらが質問したことには優しく丁寧に教えてくれたりと全く問題なくコミュニケーションを図ることが出来ました。留学中、コロナになった際に病院へ行かなければならなかったのですが、電話で40分待たされたのには苦笑。病院側の電話がスウェーデン語での機械音だったので全く理解不能だったのですが、その後ようやく病院の方と繋がり、英語で症状を説明しました。しかし「そこまで症状は重くないから病院には来なくて良いよ。あなた薬局でいいよ。」と言われ自分的には熱もあり2週間も寝込むほどしんどい症状下にいたので病気に関しては保険に入っていたものの病院に行けなかったのがとても大変でした。スウェーデンではコロナにかかっても病院には行けません。

今後留学を考えている人にアドバイスはありますか?

交換留学と語学留学は全然違って、交換留学は特定の習得した単語力だけが増えるといったような傾向があります。あと、スウェーデンだと日常でバスに乗っていても英語が聞こえてくる訳ではないので、本格的に英語を学び英語力を伸ばしたい方には英語圏の留学先をお勧めします。語学学校より交換留学のほうが勉強しないといけない課題内容も難しく、ディスカッションや宿題の量もあり、鍛えられてる感はヒシヒシとありました。ちなみにスウェーデン人の英語はアクセントも少なく大学の先生方もネイティブのようにペラペラでした。あまり興味のない科目を選んでもその国にいる意義があまりないので、何を勉強したいかという目的と熱意がまず大事なのではないかと思います。

 

帰国後、逆カルチャーショックになりましたか?

日本って人が多いなと思いました(笑)

 

 

 

《スタッフからのメッセージ》

アメリカ政治を学び、ジェンダー平等性も勉強している国際的なAYAさん。スウェーデンでは、とても充実した毎日が送られたようですね。自然重視な北欧の社会性が垣間見れ、とても興味深く、わたしもスウェーデンにいつか行ってみたくなりました。エコ制度に関しては日本もまだまだ見習わないといけませんね。貴重なお時間とお話をどうもありがとうございました。これからも一緒に英語のお勉強頑張っていきましょう!

 

インタビュアー

Megumi